札幌自由の森幼稚園・保育園

自由の森では、秋の数日間、森の様々なゾーンに普段とは違った新たな魅力的な環境を設定し、より一層、戸外での遊びを存分に楽しめる行事をおこなっています。

「野外ステージ（通称：森のステージ）」には、手作り太鼓や鳴子、衣装を設置し、音楽に合わせて自由に演奏や踊りを楽しんだり、森の木の実や枝葉など自分の宝物を見つけて、容器に入れオリジナルマラカス作りを楽しめるゾーンが。

「森のとしょかん」ゾーンでは、としょかんの中で絵本や図鑑をじっくり読むのはもちろん、戸外に落ち葉を用いたしおりづくりやお面づくりなどが楽しめるゾーンになっています。

「これきれい！」とお気に入りの葉を見つけてしおりが完成すると、大切そうに持って帰る姿が印象的でした。

また、「森のとしょかん」ゾーンには、この期間、特別に「書」に触れる機会として、書道の先生を招き、筆で線や文字、好きな絵をかくことを楽しむコーナーも…！

興味津々で先生のお話を聞いて、初めての筆の感触を楽しんだり、先生が楽しさを感じられるよう丁寧に言葉をかけ、ひとうひとつ「いいね～！」などと意欲や喜びにつながる言葉をかけてくれることで、子どもたちもとても嬉しそうに取り組んでいいました。絵を描いたお子さんは、乾いた後には色もつけてみましたよ♪

「わんぱく工房」は、普段自由には入れる建物ではないのですが、秋フェスタ期間には、中でリースやヘアアクセを作ったり、工房前に「かなづち・のこぎりコーナー」ができ、技術職員や男性事務職員などが見守る中、真剣・夢中にトントン・ギコギコと感触やイメージした作品作りを楽しむ子どもたちの姿であふれています。

他にも、森の様々なゾーンに自由に行き来し、興味や意欲を高めたり広げたりしながら、秋の自然に存分に触れ、のびのびと過ごした子どもたちです。